以前に七星陣は石を集めてパワーを大きくするためのものとお話ししました。
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じゃあなぜ7つの石を並べるのでしょうか?
七星陣では中心にひとつ。まわりに6つの石を並べます。
なぜまわりに並べる石は6つなのでしょうか?不思議ですね。
パワーを集めるだけならもっとたくさん並べてはいけないのでしょうか?
もちろんいくつでもいいです。
でも6つの石を並べることには意味があります。
七星陣の形に込められた意味をお話します。
六芒星は世界の人々を魅了したシンボル
円を等間隔に6つに分けてその点をむすぶと正六角形(ヘキサゴン)になります。
正六角形は正三角形を二つ合わせた形ですね。
これが六芒星(ヘキサグラム)。
世界中で昔から特別な意味のある形として知られています。
ダビデの星(Star of David)ともよばれます。
ソロモンの封印(Seal of Solomon)と言われることもあります。でもソロモン王が使った封印は五芒星やそれ以外の紋章だったという説もあります。
ダビデの星と言った場合はユダヤのシンボルとしての意味が強くなるようです。一般的には六芒星(hexagram)と言うことが多いですね。
もともと六芒星はユダヤを象徴する紋章ではありませんでした。ユダヤ人も使っていましたが、インドから中東、北部アフリカあたりの様々な地域で使われていたんですね。
キリスト教では創造の星(Star of creation)と呼ぶこともあります。
つまり古代世界の多くの人々を魅了するシンボルだったわけです。
六芒星(Hxagram)は調和・完全のシンボル
現在、スピリチュアルな世界で使われてる六芒星はカバラ、占星術からニューエイジに受け継がれた考えがもとになってるようです。
六芒星委は上向きの三角形△と下向きの三角形▽があわさった形です。二つの三角形は、天と地、光と闇、火と水、風と土、神と人、男と女を意味しています。二つの三角形があわさることで異なるエネルギーの融和・調和を表現したのが六芒星です。
五芒星は上下が逆になると意味が変わりますが、六芒星は上下が逆になっても意味は変わりません。
インドの六芒星
インドではシャコナは調和、創造を意味します。
神様や神秘的な意味を表現する図として、ヤントラ(Yantoras)があります。ヤントラの中にシャコナ(Shatkona)があり、六芒星の形をしています。
上向きの三角は男神シヴァ、男らしさ。下向きの三角は女神シャクティ、女らしさを表しています。また、シャコナは6つの顔を持つ神様・スカンダを意味しています。スカンダはシヴァとシャクティの子供です。つまりシャコナは男性と女性による創造を表しているんですね。
調和の配置を七星陣でやってみましょう
世界中で使われてる六芒星。
場所は違っても調和・創造・完全を意味するシンボルになってるんですね。
七星陣はパワーを集めるだけでなく、異なる石の力を調和させる働きもあるんですね。
例えばこんな感じに。二種類の石を互い違いに並べると三角形の頂点になります。
真ん中には水晶や周りの石と相性のいい石を置いてパワーを集めます。
思いつかなければ水晶を置きましょう。どんな石とでもなじみます。
この配置だと違う性質の石をまわりに並べてもケンカすることなく調和するんですね。
石はなんでもいいです。あなたの好きなものを選んでください。
あなたも七星陣活用してくださいね。
たかふみ
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