PR

ブラックシリカの効果はあるの?科学的根拠は?

ブラックシリカという石が健康にいいと話題になっています。

ブラックシリカってなんでしょうか?

本当に特別な効果があるのでしょうか?

気になったので調べてみました。

この記事では、ブラックシリカの正体や特徴、そしてその効果について科学的な視点から詳しく解説します。

 

この記事の重要なポイント
  • ブラックシリカは珪石の一種で、グラファイトを含んでいるため黒色をしています。
  • 遠赤外線効果やマイナスイオン効果は科学的な根拠が乏しいです。
  • ブラックシリカの価値はその見た目やブランドイメージにあり、科学的な効果を期待することはおすすめできません。
スポンサーリンク

ブラックシリカとは

正体は黒鉛珪石

ブラックシリカは黒鉛珪石ともいいます。珪石、つまり二酸化珪素が主成分の石です。 二酸化珪素は石英の成分にもなってますね。

石英の二酸化ケイ素は地中にあったものが固まったのです。

ブラックシリカの場合は二酸化珪素は珪藻類に由来しています。珪藻とは藻類に分類される単細胞生物。つまり植物プランクトンです。海や川、湖に住んでいます。

珪藻の細胞は二酸化珪素の殻で覆われています。珪藻は死んだ後、その殻が水底に大量に積もって珪藻土となります。さらに長い年月がたつと珪藻土の上に堆積物がたまり、その圧力で押し固められて岩石となります。これが珪藻類に由来する珪石です。二酸化珪素が主成分とはいっても石英のように結晶化しているものではありません。結晶構造を持たない非結晶質です。

普通、珪藻由来の珪石は灰色をしています。でも黒鉛珪石には、グラファイトが含まれるので黒い色をしています。グラファイトとは炭素が固まったものです。黒鉛や石墨ともいいます。黒鉛珪石に含まれる炭素の割合は約6%程度です。それでも不透明で黒い色をしています。磨くとブラックオニキスのようにも見えますが、若干褐色味を帯びています。

ですから、加工して観賞用として売り出している業者もいます。

黒い石が好きな人もいますから観賞用やアクセサリーとして使う分には問題ないでしょう。

 

 

↑これがブラックシリカ

マットブラックが格好いい石ではあります。
安ければファッションで身につけるにはいいかも。

ブラックシリカの効果

ブラックシリカの効能は。

  1. 主な特徴は遠赤外線を発生させる。
  2. マイナスイオンを発生させる。
  3. 波動を持つ。

といわれています。

 

ブラックシリカの科学的根拠はとくになし

 遠赤外線はすべての物質が出している

遠赤外線は誤解されています。

この世に存在するすべての物から遠赤外線は出ています。

遠赤外線を放出しているから特別ではないんです。遠赤外線が特別健康にいいというわけでもありません。

黒体放射といって、程度の差こそあれ全ての物質から遠赤外線は出ています。絶対零度にならない限りどの物質でも遠赤外線は出します。

 

石が遠赤外線を出すのは当たり前。

遠赤外線には次の特徴があります。

  • 絶対零度(-273.15℃)より高い温度ならすべての物質が遠赤外線を出している。
  • すべての物質は常温でも遠赤外線を出している。
  • 金属よりは岩石や有機物の方が遠赤外線を出しやすい。
  • 温度が同じなら黒い物質ほど遠赤外線を出しやすい。

つまり。

確かに黒い珪石は他の鉱物や金属より遠赤外線を出す量は多いでしょう。でも常温では体を温めるほどの遠赤外線は出ません。健康になると期待しないほうがいいと思います。

ちなみに黒くてケイ素が主成分の岩石なら同じ効果が得られます。別にブラックシリカでなくてもいいです。

 

存在しないマイナスイオン

マイナスイオンはこの世には存在しません。「マイナスイオンはウソだった」で書いたようにまったくの嘘です。

まあ、大気イオンのことをマイナスイオンと言ってる人もいますが。仮にその説を採用したとしてもブラックシリカは大気イオンは出しません。

トルマリンであればまだ誤解の原因となったものは分かります。でも、ブラックシリカがなぜマイナスイオンを出すと言われるのかは分かりません。嘘です。

 

根拠不明の波動

波動というのはパワーストーン業界ではよく使われる言葉です。ブラックシリカだけの特徴というわけではありません。取って付けただけのような気がします。

そもそも石を売るための嘘ですから理由なんてないのです。

要するに、ブラックシリカは巷で言われているように特別な石ではないのです。

 

ブラックシリカのなにが特別なのか

ズバリ、特別なのはブランド

ブラックシリカが他の黒い岩石と違うところがあるとすれば、産出する産地が北海道檜山郡の「上の国神明地区の天の川上流」というところでしょうか。

「かみのくに」、「神明」、「天の川」という神秘的なものを連想させる名前が並んでいます。そんな場所で採れる事からイメージが先行したものと思われます。

でも、黒い珪石は神明地区だけで採れると言う訳ではありません。国内でも他にも採れる場所はあります。

「ブランド」化する事によって特別なものになるといういい見本です。 まさにブランド化戦略の勝利。経営の教科書に載せてもいいかもしれません。

もちろんブランドイメージと実際の効果は別物です。

 

結論:効果を期待して買うものではない

それにしてもブラックシリカ製品って値段が高いんですよね。今、黒い石のアクセサリーを持っている人なら新たにブラックシリカを買い求める必要はないと思います。

ブラックシリカのシックで黒い風合いが好きというひとはもう少し値が下がってからでも良いと思います。

科学的に効果が証明できないからと言って、ブラックシリカの効果を全て否定するわけではありません。

それを持つのいいに違いないと信じているのであれば、本当によい影響がでるかもしれません。

ブラックシリカはつや消しの黒が格好いい石だと思います。大人が身につけて似合いますよね。渋い魅力があると思いますよ。観賞用やファッションで買うなら有りだと思います。

でも、いかにも科学的に証明されているかのような宣伝文句は信じないほうがいいです。

うたい文句に踊らされず、あなたの感性に合うと思えば買えばいいと思います。

 

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました