水晶ってどんな石?

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鉱物学的に言えば水晶って透明な石英の事なんですね。

石英とは二酸化ケイ素の結晶。 組成式SiO2で表現される物質です。ケイ素と酸素の化合物です。ケイ素は地球の表面に大量に含まれています。

その辺の石ころや砂、岩もケイ素が含まれています。石造りの建物の材料に使われる花崗岩は主な成分は二酸化ケイ素ですし、砂なんかはほとんど二酸化ケイ素です。だから砂は固い。ガラスや車の塗装面なんかに砂がついたままこすったりすると傷が出来てしまいます。

話がそれましたが、とにかく大地を形作る根本的な元素がケイ素なんです。

その二酸化ケイ素が地中の熱で熔けて、ゆっくりと固まると結晶になります。これが石英です。 特に長い時間をかけて結晶化したものは結晶の粒が大きく透明なものになりやすいです。

水晶クラスター

大きな結晶になると人間の目でもはっきりとわかります。

  水晶クラスターから突き出ている多角形の塊。あれが結晶です。結晶が密集して生えているのがクラスターって事ですね。結晶化の時間が短いと小さな結晶になります。 早く冷えると結晶が成長する時間が短くなるんです。人間の目に見えないくらいの小さな石英の結晶が集まるとカルセドニーやジャスパーといった名前で呼ばれるようになりますが、それはまた別の機会にお話します。

パワーストーンが大好きという人でもその辺にある石ころにはだれも見向きはしないでしょう。 でも、水晶も石(主に花崗岩)も同じ二酸化ケイ素から出来ているんです。 ただ、成長過程の違いで方や透明な水晶になり、一方は不透明な石になる。 もちろん、どのような条件がそろえば水晶になるのかは科学的に説明はつきますが、一見すると不思議ですね。

でもそれが面白いところでもあります。そういったところも石の魅力かもしれません。

石英の仲間は奥が深いです。

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