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摩利支天のスピリチュアルな力:光のエネルギー、真言、護身と開運の秘密

摩利支天のスピリチュアル 4)神様仏様辞典

摩利支天(まりしてん)は古来より篤く信仰されてきました。でも単なる歴史上の存在ではなく、現代を生きる私たちにも光り輝くエネルギーを与えてくれる存在です。

陽炎のように捉えどころなく、不可視の力であなたを護り、人生の困難に打ち勝ち、望む未来へ導くと言われます。

この記事では、摩利支天の深いエネルギーの秘密、由来やお姿に込められたスピリチュアルな象徴、そしてその強力な護身や開運のご利益を日々の生活で受け取るための真言や実践法を分かりやすく解説します。

さあ、摩利支天と共に、あなたの内なる光を解き放つ旅を始めましょう。

 

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第1章:摩利支天とは?スピリチュアルな存在意義

摩利支天

摩利支天は歴史ある仏様です。でもそれだけではありません。スピリチュアル的に見ると、あなたの現実に深く関わるエネルギー存在といえます。

光とエネルギーの化身

密教の守護神である摩利支天は、元はインドの神様。特に陽炎や光線のように捉えどころのない、速く強い光のエネルギーを神格化した存在と言われます。

物理的な形を持たず、肉眼では見えない次元で働きかけ、私たちを護り導く光とエネルギーの化身です。

あなたを護る光のバリア

摩利支天の有名なご利益に「護身」があります。これは単なる物理的な防御でなく、あなたのオーラやエネルギーフィールドを護る力です。

ネガティブな思念や低い波動、人間関係の干渉など、目に見えないスピリチュアルな影響から、あなたの魂や心を守ってくれます。まるで光のヴェールで包まれるようなイメージです。

 

「勝利」と「開運」

摩利支天は、勝利や開運をもたらす神としても信仰されます。スピリチュアルには、人生の困難や、あなた自身の内にある恐れや迷いといった「敵」に打ち勝つ、力強い突破力と推進力のエネルギーです。

現状を変え、新しい流れを引き寄せる開運には、このポジティブなエネルギーが不可欠。摩利支天は、あなたの背中を押し、道を切り拓くサポートをしてくれる存在なのです。

 

第2章:光と起源の秘密:由来のスピリチュアルな意味

摩利支天の力強さの秘密はインドに遡るその由来にあります。起源を知ると、摩利支天が象徴するスピリチュアルな意味を深く理解できます。

陽炎と光線の女神マーリーチ

 

マーリーチ

出典:インド密教の仏たち

摩利支天は、もともとインドの密教の女神 マーリーチ(Marici)です。「陽炎(かげろう)」や「光線」を意味する言葉が由来。夜明け前の光がイメージされています。

陽炎は捉えられません。この性質が、摩利支天の「不可視」「どんな攻撃からも身を護る」力となりました。誰からも危害を加えられない、究極のエネルギー防御です。

光線のような速さは願いを迅速に現実化したり、メッセージを素早く受け取るスピリチュアルな側面にも繋がります。

 

暁の光:闇を払い真実を顕すウシャス

マーリーチの原型はインドの古い聖典に登場する暁の女神ウシャスだとされます。ウシャスは夜明け前の空、闇が光に変わる様子を神格化。

その光が闇を払い、隠されたもの(真実、宝)を明らかにすると信じられました。これは、内面の「闇」(恐れなど)を払い、「真実」「潜在能力」を明らかにする、目覚め(覚醒)のエネルギーを象徴します。

ウシャスが太陽より先を行くように、摩利支天はあらゆるものの先頭を進み道を切り拓く力を示唆します。

日本への伝来と護身の信仰

マーリーチは中国を経て日本へ「摩利支天」として伝来。姿は変わっても「陽炎のような力」は同じです。

特に戦国武将は「敵に見つからず、傷つけられない」「必ず勝利へ導く」護身の力に深く信仰しました。命がけの状況で、見えない霊的な防御がいかに重要だったかが分かります。

摩利支天の由来は、彼女が光、不可視性、速さ、そして闇を払うという、パワフルなスピリチュアルエネルギーを象徴している鍵なのです。

 

第3章:姿に秘められたスピリチュアルなメッセージ

摩利支天の仏像は個性的です。複数の顔や手、猪に乗る姿。これらユニークな特徴に深いスピリチュアルなメッセージが込められています。

三つの顔:多次元視点と力の使い分け

もともと摩利支天は3つの顔をもつ神様でした。日本では三面とも人間の顔をしていることが多いです。でもインドのマーリーチは左顔(写真では向かって右)は猪の顔になっています。

マリーチ

出典:インド密教の仏たち

この「三つの顔」には意味があります。スピリチュアルには、様々な象徴です。

  • 過去・現在・未来を見通す視点。
  • 意識の多次元性(意識、無意識など)。
  • 状況に応じた力の使い分け(慈悲と忿怒の表情など)。

三面は単一でなく多角的に物事を捉える重要性を示唆します。

 

多い手(多臂):多様な能力とエネルギーワーク

手が六本や八本ある「多臂」も特徴です。これは、スピリチュアルには以下を象徴します。

一度に多くのエネルギーを扱う多様な能力
複数の次元に働きかけるエネルギーワークの力。
私たち自身の多様な可能性

必要な能力は内にある、あるいは摩利支天の力で引き出せると教えてくれます。

 

手に持つ道具:スピリチュアルツールの意味

摩利支天が持つ道具にもスピリチュアルな意味があります。

  • 弓と矢: 目標達成へ向かう実現力、的を射抜く洞察力
  • 針と糸: ネガティブな影響や悪縁を断ち切る護身の力。
  • : 内なる迷いや思考パターンを断ち切る力、真実を見抜く洞察力
  • 索(ロープ): 不要なものを縛り付ける、または必要な繋がりを結ぶ力

これらは、私たちが使う、または摩利支天が助けるエネルギー的なツールを示しています。

 

眷属(けんぞく)の猪:生命力と突破力

摩利支天は猪を眷属とし、乗っている姿も描かれます。猪は、スピリチュアルにはパワフルな象徴です。

  • グラウンディング: 地に足をつける安定感、力強い生命力
  • 勇気と突破力: 恐れず進む勇気、障害物を破る推進力
  • 本能的な力: 飾り気のない純粋なエネルギー

7頭の猪は古代インドで「完全」を意味する「」と関連。全体性や完全なエネルギーを象徴するのかもしれません。

摩利支天の姿は単なる形ではなく、その多様で力強いスピリチュアルエネルギーを伝えるメッセージなのです。

 

第4章:強力なスピリチュアルご利益

摩利支天が持つスピリチュアルなエネルギーは、私たちの現実に具体的なご利益として現れます。古来伝わるご利益を、そのエネルギーの働きと共に見ていきましょう。

オーラを護る:スピリチュアルな護身

最も基本的なご利益は「護身」です。これは単なる物理的な防御でなく、あなたのオーラやエネルギーフィールドを強力に護ること。

他者のネガティブ感情、低い波動、人間関係の干渉など、目に見えないスピリチュアルな干渉からあなた自身(魂と心)を守ります

光のエネルギーがあなたの周りに強力なバリアを張るイメージです。

 

災難を避けるエネルギーシールド

盗難、水難、火難など、予期せぬ災難を避けるご利益もあります。摩利支天のエネルギーがあなたの波動を高め、ネガティブな出来事を引き寄せにくくする働きです。

防御エネルギーが災難を遠ざけ、危険を察知するスピリチュアルな気づきを与える可能性も。

勝利と流れを変える開運

戦国武将信仰の「勝利」は人生の「戦い」に勝つ力。あなた自身の内にある限界や恐れに打ち勝つスピリチュアルなサポートです。

  • 困難や競争相手に打ち勝つ突破力推進力を授けます。
  • 結果として運気が変わり、魂の望む方向へスムーズに進む「開運」を引き寄せます。

 

隠れた豊かさと財運向上

「隠された宝を見つける」ご利益から財運向上も。これは単にお金が増えるのでなく、

  • 豊かさへの内なるブロックを外す。
  • 周囲のチャンスや機会(宝)に気づかせてくれる働き。

物質的な豊かさもエネルギーです。摩利支天はその流れを整え、あなたに必要な豊かさが流れ込むのを助けます。

 

亥年生まれの特別な繋がり

摩利支天は猪を眷属とします。そのため、亥年(いのししどし)生まれの方は、摩利支天と特別な繋がりがあると言われます。エネルギーの同調がしやすく、ご利益を受け取りやすい可能性があります。

これらのご利益は、摩利支天の強力なスピリチュアルエネルギーが、あなたの現実に具体的な良い変化をもたらす働きかけなのです。

第5章:エネルギーと繋がる方法:真言と実践

摩利支天のエネルギーは、繋がりを求めることで、より強く現実に働きます。そのパワフルなエネルギーと同調し、サポートを受け取る方法をご紹介します。

摩利支天の真言:波動を高める音

スピリチュアルな実践で、マントラ(真言)は強力なツールです。特定の音は波動を持ち、唱えることで意識や周囲のエネルギーに影響します。

摩利支天の真言は「オン・マリシエイ・ソワカ」です。

これは単なる繰り返しでなく、摩利支天の光や突破力のエネルギーにあなたの波動を合わせる聖なる行為。

「摩利支天の光と私が一体となりますように」「内なる力が目覚めますように」といった意図を込めて唱えましょう。静かな場所で摩利支天や光をイメージしながら唱えるのがおすすめです。

 

スピリチュアルな繋がりを深める実践

真言以外にも摩利支天のエネルギーと繋がる方法があります。

  • 瞑想とイメージング: 静かに呼吸し、夜明けの光や摩利支天の姿を心に描きます。光に包まれるイメージで、護身や開運エネルギーを取り込みましょう。
  • 意図を込めた祈り: 具体的な願いや、「内なる強さをください」「私を護ってください」といったスピリチュアルな意図と共に祈ります。感謝の気持ちで繋がりは深まります。
  • お守りや仏像: これらはエネルギー的なアンカーです。身近に置き、意識を向けることで繋がりが強化されます。
  • パワースポット参拝: 摩利支天を祀るお寺は、強力なエネルギーを持つ場所。訪れて手を合わせることで、そのエネルギーを直接感じられます。(参拝できなくても、意識を向けるだけでも繋がれます。)
  • 夜明けの光を感じる: 摩利支天は暁の女神と関連が深いです。夜明け前の空を見上げ、昇りくる光を感じることも、エネルギーと繋がる実践です。

これらの実践を通し摩利支天のエネルギーはあなたのオーラを強化し、勇気を与え、道を拓くサポートとなるでしょう。

大切なのは、形よりも摩利支天への敬意と、繋がりを求めるあなたの純粋な気持ちです。

日本三大摩利支天

日本に伝わる摩利支天で有名なものは三大摩利支天といわれます。

・徳大寺 日蓮宗。東京都台東区上野アメ横内にあります。
・禅居庵 臨済宗。京都府京都市東山区の建仁寺内にあります。
・宝泉寺 真言宗。石川県金沢市子来町にあります。 

それぞれ宗派も形も違うようです。比べてみるのも面白いかもしれませんね。

 

摩利支天の仏像

個人で摩利支天像を安置したいとお考えの方に、個人で入手可能な摩利支天像を紹介しておきます。


高さ13.5cmほど。
インドのマリーチに近い三面八臂型。

 

高さ20cmほど。
座像です。
日本では一般的な菩薩型。

 

高さ7.5cmほど。
戦国武将が信仰した武神としての摩利支天です。

 

おわりに:摩利支天の光をあなたの人生に

いかがでしたか?摩利支天が私たちのパワフルなスピリチュアルな味方となる存在だと感じていただけたでしょう。

摩利支天は闇を破る光、あなたを護る見えない盾です。陽炎のように捉えられない性質は護身と変化への対応を、お姿はあなたの内なる力や可能性を象徴します。

真言や瞑想といった実践は、このエネルギーと繋がるためのツールです。

もし今、困難に直面していたり、勇気が欲しかったり、護身を求めているなら、摩利支天のエネルギーを意識してみてください。真言やイメージングなど、あなたが繋がりやすい方法で。

大切なのは、形ではなく摩利支天への敬意と、あなたの純粋な意図と心です。

摩利支天は常にあなたの傍らにあります。そのエネルギーを迎え入れ、人生を力強く輝かせましょう。あなたの道が、摩利支天の護りによって開かれていますように。

 

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