緑の縞模様が美しいマラカイト(Malachite)。
日本名は孔雀石。
パワーストーンの世界でもすっかりおなじみの石です。
鮮やかな緑が美しく、
縞模様や目の様な模様があって個性豊かなな石達です。
マラカイトはどんな石
マラカイト(Malachite)
和名: ( 孔雀石)
化学組成:Cu2(CO3)(OH)2
比重 :3.6~4.05
モース硬度:3.5~4
壁開 :完全
割口 :貝殻状から不平坦状
結晶形 :単車晶系、針状晶系、塊状
光沢 :ガラス光沢、金属光沢
マラカイト”malachite”という名前はギリシア語の”マラキーmalache”が元になっています。
ゼニアオイという植物の葉の色が似ているからだそうです。 特に原石の見た目は、色も形もゼニアオイの葉っぱに似ています。
日本語では”孔雀石”といいます。石の断面の模様が羽を広げた孔雀に見える事から そう呼ばれるようになったようです。
マラカイトの緑は銅を含むことからこのような色になっています。
古代より知られている石で、緑の顔料として用いられて来ました。 今でも美出品の修復には欠かせませんし、焼き物やガラスの着色剤としても使われています。
クレオパトラが マラカイト の粉末をアイシャドーとして使っていたという伝説もありますが、 皮膚の弱い人が粉末を塗ったりするとかぶれたりするので注意が必要です。
とはいっても、石を触るだけでは問題ありませんので触っても大丈夫です。
マラカイトの象徴する意味
クレオパトラが使っていたのは化粧のためだけではなく、この石には 想像力や洞察力を養う力があると信じられていたからだとも言われています。
また、邪悪なものから守ってくれる力があるとも信じられていました。
パワーストーンの世界でも、想像力を養う力や、負のエネルギーから守ってくれる石として扱われる事が多いです。
色彩学においても緑は、平和、安らぎをもたらす色です。
高ぶる神経を鎮めて心を穏やかにするといわれています。
視覚過敏が抑えられるとも言われています。
生命力や希望の色としてもあつかわれます。
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