トゲトゲの付いた姿が特徴的なサボテン水晶。
カクタスクォーツ(Cactus quarts)とも呼ばれます。
ユニークな形から鉱物ファンの間では一部で注目されていましたが。
パワーストーンとして出回りだしたのは、最近のことです。
パワーストーンの世界ではスピリットクォーツ(Spirit quartz)とも呼ばれます。
カクタス(cactus)・スピリット(spirit)の意味
カクタス(cactus)
カクタス(Cactus)とはサボテンの意味。
特にメキシコとかに生えてるイメージの多い。
背の高いサボテンを意味することが多いです。
太い水晶から生える
小さな水晶がトゲに見えるからです。
和名でもサボテン水晶と呼ばれます。
スピリット(spirit)
パワーストーンの世界ではスピリットクォーツ(Spirit quartz)・精霊水晶とよばれることもあります。
特に南アフリカ産のものがスピリットクォーツと呼ばれます。
スピリットという名前は、淡い色合いが地元で使われていた「スピリット」という名前の洗剤に似ていたからです。
でも、地元のシャーマンが瞑想やヒーリングに使っていたことから精神的な意味を持つ石の名前としてふさわしいのかもしれません。
偶然とはいえ面白いと思います。
色によって名前を使い分けることもあります。
無色のものをホワイトスピリットクォーツ。色によって、アメシストスピリットクォーツ、シトリンスピリットクォーツ、スモーキースピリットクォーツと呼ばれる事もあります。
何で小さな水晶が生えてるの?
水晶は、高温で高圧の地中で、二酸化ケイ素の溶けた溶液の中で成長します。
でも、水晶の成長が終わりに近づいたとき。
残った液体に溶けていたものが出てくることがあります。
また、新しい溶液が入ってくることもあります。
一度成長した水晶の表面を出発点にして。
そこからまた別の水晶の成長が始まるのです。
このとき、水晶の成長が早いと小さな結晶ばかりになります。
キャンドルクォーツも似たような成長の仕方ですが、
カクタスクォーツの方が成長が早かったので結晶が小さい。
と考えることができます。
残った溶液に不純物が混ざっていると、
不純物の混ざった水晶ができます。
カクタスクォーツにはアメシストが多いですね。
アメシストは大きな結晶になりにくい特徴があるので、
無色の水晶よりもカクタスクォーツになりやすいのです。
とげ部分の水晶は、全て頂点ばかり。
柱のある結晶はありません。
これもアメシストの特徴です。
カクタスクォーツ・スピリットクォーツ の象徴する意味
シャーマンの間では、ヒーリングや瞑想に効果があると信じられて来ました。
そのためスピリチュアルな世界でも精神世界との関連が注目されています。
小さなポイントがたくさん付いていることから、
普通の 水晶 ポイント以上のエネルギーの発散・増幅につながると考えられています。
精神性を求めるならアメジスト、浄化ならスモーキー、活気を高めるならシトリンタイプの色を付いた物がよいとされています。
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