2025(令和7年) 2月3日は立春ですね。
そして立春の日はスピリチュアル的には エンジェルズゲートの日 です。
ラインズゲートは知っているけどエンジェルズゲートって何?
と思う人も多いと思います。
エンジェルズゲートは4つあるエネルギーの門のひとつ。
専門的には「アバター降臨の4つの門(the Four Gates of Avataric descent)」とか「力の門」といいます。
地球のまわりの宇宙にはエネルギーが出る門が4つあります。といっても宇宙空間に物質的な門があるのではありません。
地球から見て「太陽がある特別な場所にくると門が開く」と表現しているのです。
エンジェルズゲートはひまひとつ知名度がひくいですね。
エンジェルズゲートについて紹介します。
エンジェルズゲートとは
エネルギーの4つの門
地球から見た太陽の軌道、つまり黄道は12の星座(黄道十二宮)に分かれています。
そのうちの4つの星座、水瓶座・牡牛座・獅子座・蠍座の中心に太陽が位置するときに開かれる特別なエネルギーの門があります。
水瓶座(1月下旬~2月上旬):知性、コミュニケーション、情報、探求心、自立、博愛
牡牛座(4月下旬~5月上旬):五感、豊かさ、安定、美、調和、忍耐
獅子座(7月下旬~8月上旬):自己表現、創造性、情熱、勇気、リーダーシップ、喜び
蠍座(10月下旬~11月上旬):変容、深さ、集中力、洞察力、神秘、再生
星座と門の関係はこうなります。
4つの門(ゲート)とその時期
- エンジェルズゲート(Angel’s Gate):水瓶座15度(2月3日前後)
- ブルズゲート(Bull’s Gate):牡牛座15度(5月6日前後)
- ライオンズゲート(Lion’s Gate):獅子座15度(8月8日前後)
- イーグルズゲート(Eagle’s Gate):蠍座15度(11月7日前後)
これらの日付は年によって若干ずれることがあります。
四立との関係
これらの門が開く時期は日本では「立春」「立夏」「立秋」「立冬」(四立)とほぼ重なります。
四立は太陽の動きをもとに決められるため、黄道を通る太陽の位置と日付は連動しています。
四立は東洋の二十四節気で重要な時期です。それだけではありません、西洋占星術にも関連があります。どちらも太陽の動きを基にしているため、一致するのは自然なことなのです。
不動宮との関係
占星術では12星座を「不動宮」「活動宮」「柔軟宮」の3つのクオリティに分類します。
不動宮は物事が安定しエネルギーが集中する状態を表します。
エンジェルズゲートが開く4つの星座(水瓶座・牡牛座・獅子座・蠍座)は、すべて不動宮に属しています。
つまり、太陽がこれらの星座の中心を通る時期は、スピリチュアルなエネルギーが高まっていると考えられるのです。
エンジェルズゲートの意味
4つの門の中でも水瓶座にあるものが「エンジェルズゲート」と呼ばれます。
エンジェルズゲートのエネルギーの意味
エンジェルズゲートが開く意味
これらの星座が司るエネルギーは、私たちに影響を与え、それぞれのゲートが開く期間は、特定のテーマや課題に取り組むのに最適な時期とされています。
水瓶座は、知性、コミュニケーション、情報、探求心、自立、博愛などを象徴する星座です。
エンジェルズゲートが開く時期はこれらのテーマに関連するエネルギーが高まると考えられます。とくに水瓶座のエンジェルズゲートが開く時期はコミュニケーション能力を高めたり、新しい知識を学んだりするのに適しています。
エンジェルズゲートは立春
そして、太陽が水瓶座の真ん中を通るときが立春。
ディーン・ルディアの定義でもエンジェルズゲートは「太陽黄経(黄道)の315度」とされています。立春の定義も太陽が「太陽黄経(黄道)315度」にくるとき。
日本時間では2025年2月3日です。
何度も書きますが宇宙空間に物質的な門があるとか、宇宙に穴が開いてエネルギーが出てくるのではなくて。太陽や宇宙から地球にふりそそぐエネルギーが高まると考えられている。というわけです。
エンジェルズゲートの意味
エンジェルズゲートの意味とは?~天使のシンボルとエネルギー~
立春とエネルギー
立春は冬の寒さが最も厳しい時期であると同時に、目に見えないところで春への準備が始まっている時です。
自然界に陽の気が満ちていくスタートラインが立春なのです。
星座のエレメント
占星術では黄道12星座にはそれぞれ「エレメント」というものがあります。エレメントとは星座の持つ性質を表したものです。
不動宮の星座にもそれぞれエレメントがあり、水瓶座は「風」のエレメントを持っています。
風のエレメントは情報、コミュニケーション、知性、理性、穏やかさなどを意味します。
アバター(化身)
エネルギーの性質を分かりやすく表現するために、「アバター(化身)」が使われます。アバターとは、開放されるエネルギーの性質を分かりやすくシンボルにしたものです。
4つの門を発見したアメリカの占星術師、ディーン・ルディアは聖書の福音書のシンボルからヒントを得て、天使・牡牛・ライオン・鷲を使ってアバターを表現しました。
これらのシンボルは西洋社会では福音書の4つの獣として広く使われています。教会の装飾や美術だけでなく、タロットカードにも描かれています。
天使のアバター
水瓶座15度のエネルギーのアバターは「天使」です。
エンジェルズゲートという名前はあくまでもエネルギーの種類を見分けるためのアバター(化身)として使われています。
天使が降臨したり天使のエネルギーが降り注ぐわけではありません。
エンジェルズゲートという名前は、発見者のディーン・ルディアがそう名付けただけで、アクエリアスゲートと呼んでも良いのです。
シンボルから意味を見つける
占いはインスピレーションや解釈が大切ですから、「天使」というシンボルから様々な意味を見つけることは可能です。
天使という神秘的なものに惹かれて興味を持った方には残念かもしれませんが、エンジェルズゲートはあくまでもエネルギーの種類を区別するためのシンボルとして使われているのです。
でももっと大切な意味があるのでそちらを中心に紹介します。
エンジェルズゲートのエネルギーは知性・コミュニケーション
エンジェルズゲートはどのようなエネルギーと思いますか?
水瓶座は風の星座です。
風の星座は知性・情報・コミュニケーション。自由や、探究心・好奇心を意味します。
水瓶座は他の風の星座に比べても束縛を嫌い自由を好む傾向があるようです。それでいて意志が強く自分の興味や探究心を追い求めようとします。
エンジェルズゲートのエネルギーにはそんな意味があるといえますね。
エンジェルズゲートの開く前後の期間は知的活動、コミュニケーション、新しいことを始めるのによい時期かもしれませんね。
エンジェルズゲートの過ごし方
エンジェルズゲートは自由や知性、好奇心、コミュニケーションの象徴です。
たのゲート以上に束縛を嫌う意味をもっているので、今までにない新しいことにチャレンジするのはいいかもしれませんね。
とくに知的な活動。勉強や習い事をはじめるのに適しています。
勉強と聞くと身構えてしまうかもしれません。むつかしく考える必要はありません。
あなたの好奇心にしたがって何か新しいものを探してみるのも良いかもしれません。
今までしてなかったこと。興味はあったけど、いまいち踏み出せなかったこと。
新しいことにチャレンジしたり、今までしてなかったことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
2月3日を過ぎてもエンジェルズゲートは続いています
立春がピークなのですけれど。その日だけなんてことはありません。
一番エネルギーの強い日が立春(黄道315度)というだけです。
その理由についてはこちらで詳しく説明しています。

他にもあるスピリチュアルエネルギーのゲート
スピリチュアルなエネルギーが高まるのは ブルズゲートだけではありません。
いくつか紹介しましょう。
四大スピリチュアルゲート
スピリチュアルエネルギーのゲートは他にもあります。
エンジェルズゲート(Angel’s Gate)
2月4日前後。
ホロスコープ上で太陽が水瓶座の15度に来る日

ブルズゲート(Bull’s Gate)
5月6日前後。
ホロスコープ上で太陽が牡牛座15度に来る日

ライオンズゲート(Lion’s Gate)
8月8日。
ホロスコープ上で太陽が獅子座15度に来る日

イーグルズゲート(Eagle’s Gate)
11月7日前後。
ホロスコープ上で太陽が蠍座15度に来る日

四大スピリチュアルゲート
これら4つの門は四大スピリチュアルゲートとも言い、立春・立夏・立秋・立冬と重なります。その意味と由来はこちら。

他にも夏至や冬至もスピリチュアル的には重要な日です。
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