アーティチョーク水晶という水晶を見かけるようになりました。アーティチョーククリスタルとか、アーティチョーククォーツともいいます。ワニ水晶という名前で売られていることもありますね。見た目は鎧水晶や蠟燭水晶(キャンドルクォーツ)に似ています。
今まであまり聞いたことのない水晶だったので調べてみると、どうやらキャンドルクォーツの仲間のようですね。一昔前ならキャンドルクォーツと呼ばれていたものにもアーティチョーククォーツと呼ばれるものがあります。現在は呼び方が細かくなったということでしょうね。現在の分け方では、結晶が成長したときの条件でキャンドルクォーツになったりアーティチョーククリスタルになるようです。
アーティチョーク水晶はどうして出来る?
なぜこのような形になるのでしょうか。それを知るためにまずは水晶のでき方から説明します。
まずは、地下の空洞の中で珪酸という物質が高温の水に溶けます。珪酸の溶けた高温の水が冷えると、それまで溶けていた珪酸が溶けきれなくなって出てきます。すると二酸化ケイ素の結晶になるのです。
あとから出てくる二酸化ケイ素は、最初に結晶になったものにくっついて結晶になります。こうしてどんどん結晶が成長するのです。目に見える水晶の結晶も、目に見えない二酸化ケイ素の分子がたくさん集まったものです。規則正しく集まっているから、六角柱の結晶になるんですね。
ところが、条件が変わると結晶のでき方も違ってきます。珪酸が溶けすぎて、濃い珪酸の液が出来た場合。液が冷えると溶けきれなくなった珪酸は一斉に結晶になろうとします。
満員電車から、一斉に外に出ようとする乗客のようです。我も我もと沢山の二酸化ケイ素が結晶になろうとするので、あちらこちらで結晶ができてしまいます。
でも、一斉にできた結晶は小さな結晶になります。みんなが集まっていれば大きな結晶になります。違う場所で一斉に結晶が出来ると、小さなグループがたくさん出てしまうことになるのです。
最初に大きな結晶ができたあと。温度が下がるとどうなるのでしょうか。途中から急に結晶になる速度が早くなると、大きな結晶の周りに小さな結晶の集まりができます。それがキャンドルクォーツです。
では、キャンドルクォーツにさらに沢山の結晶があつまるとどうなるのでしょうか。
こんな感じになります。
周囲についている結晶は、キャンドルクォーツよりも大きく育っています。冷えるときの温度がキャンドルクォーツほど下がってはいなかったのでしょう。時間をかけて沢山の結晶ができたのだと考えられます。
更に時間をかけて、周囲の結晶も成長すると城塞水晶になるのでしょうね。
鉱物的には大きな結晶を小さな結晶が覆っているという意味で、被覆成長型ともいわれます。並行水晶(ツインクリスタル)が更に沢山あつまったものと考えるといいかもしれません。
アーティチョークの由来
名前の由来は植物から。朝鮮あざみは英語で”artichoke”といいます。アーティチョークの花が開く前はこのような形をしています。
花びらを覆う”がく(萼)”が鎧のように集まっています。この形に似ているというので、アーティチョーククォーツと言われます。
ちなみに植物のアーティチョークは食べられるそうです。
ワニ水晶という言い方もありますが。こちらのほうがパワーストーンとしては受けやすいのでしょうね。
アーティチョーク水晶は集中と成長の象徴
アーティチョーククォーツのパワーストーンとしての意味はどうなるのでしょうか?
一つの結晶のまわりに、沢山の結晶が集まっています。しかもこの結晶は成長途中の姿です。すると「集める」と「成長」がキーワードになりそうですね。
みんなの力を集める。なにか大きなことを成し遂げたいときにエネルギーを集める。これから大きく成長することを願う。などの意味がありそうですね。
あなたは何を連想したでしょうか。
成長の仕方で姿が違う水晶に
キャンドルクォーツは中心に大きな結晶があってその周囲を取り囲むようなかんじで小さな結晶がはりついています。でも、この水晶はポイントの先端にいくに従って細くなっています。全体のシルエットが三角になってるんですね。
おなじ水晶でも結晶の成長の仕方で随分と形が変わるものなのですね。
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