人生を導く石

 人間というのは、時として人智を超えたものの力を借りたくなるときがあると思います。

「苦しいときの神頼み」という言葉があるように、何か困った事があると神様や仏様の求めてしまいます。

こういうご時勢ですからその傾向はますます強くなっているんじゃないでしょうか。

そういった物を非科学的だといって信じない人もいます。

そういう人は本当の苦労をしていないか、並外れて自我（エゴ）が強いかのどちらかだと思います。

人間である以上、どこかに自分の能力以上のものの力を借りたいという気持ちはあるはずなんですね。

パワーストーンが流行っているのもそういった人間の心理が働いているからだと思います。

 

就活のために作ったブレス

 

実はこの三月に会社の事情で仕事を辞めて転職する事にしました。
そして先日、転職先から採用内定の通知をもらって四月から新しい会社で働く事になりました。
この就職難といわれる時代にすぐに転職先が見つかるのは幸せな事だと思います。

でも、いろいろ大変でしたね。
この間、僕は自分専用のブレスレットを作って身につけていました。

せっかくパワーストーンを集めたり調べたりしているのですから、
「こういうときに活かさなければいつ活かすのだ」とばかりにパワーストーンブレスレットを作りました。

今までも市販の物や、妻が作ってくれたパワーストーンブレスレットを身につけていました。
もちろん、それらのブレスもいいのでですが、人生の転機ですから自分なりの思いのこもった物を作って勝負してみようという気になったのです。

作り方は本やネットで調べたり、アクセサリー作りが得意な妻に教わったりしました。

これが、その自作ブレスレットです。  水晶、タイガーアイ、ルチルクォーツを使っています。

石はすべて今まで自分が集めた物です。
贅沢にもブレスの半分以上の玉にルチルクォーツを配置しました。 

 

 

タイガーアイは仕事運をあげるといわれますが、洞察力、判断力、実行力を高める石として使いました。

金色の輝きとくっきりと光る目の模様が力強い感じがしてエネルギーをもらっているという気がします。

僕はタイガーアイとしては金色と黒のコントラストの強いものが好きなので黒っぽい石を意識して配置しています。

ルチルクォーツは金運の石として人気ですね。

経営者が持つといいとされています。経営者でなくても実行力、判断力を高め、持つ人を前向きにしてくれる石という意味を込めて使いました。

ただ、ルチルクォーツはかなり個性の強い石なので、あまり多く配置しすぎると逆に疲れてしまいそうな気がしました。
針の少ないルチルと針の多いルチルを交互に配置することによって見た目の印象（エネルギー）が強くなりすぎないように配慮しています。

営業活動をしているとか元気に働いているというのならもっとエネルギッシュな感じの方がいいとは思います。

でも、転職、就職活動という不安と気苦労の多い時期である事を考えて強くなりすぎず、心を落着かせるような配置にしました。 

さらに、スーツの下に付けても違和感のないようにカラフルな石は使わず、タイガーアイやルチルも嫌味に映らない程度に抑え気味にしてあります。
就職活動中はこのブレスに念を込めて（要するにイメージトレーニングです）、身につけて面接を受けたり活動をしていました。

そのせいでしょうか、短期間で内定をもらう事が出来ました。
もちろん、周囲の方の協力や自分のこれまでの実績等が考慮されてのものだとは思います。
でも、そういったものを活かすも殺すも自分の行動次第である事は間違いありません。肝心なときにちょっとだけ勇気を与えてくれる、不安を取り除いてくれるものがパワーストーンだと思います。

非科学的だといって頭ごなしに否定するのではなく、かといって石に超自然的な力があると頼ってしまうのでもない。

自分の目的をはっきりとさせて道しるべになってくれるもの、精神的な面で支えてくれるもの。

石とはそういう付き合い方が重要だと思った数週間でした。