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北野天満宮は学問だけじゃない!知られざるパワースポットとしての魅力とスピリチュアルな巡り方

北野天満宮 1.1 京都 洛中

「学問の神様」として有名な北野天満宮

でもそれだけではありません。知る人ぞ知る強力なパワースポットなんです。

北野の地は古くから天地のエネルギーが集まる場所として尊ばれ、奥深いスピリチュアルな歴史を持っています。

「北野天満宮って、一体どんなパワースポットなの?」
「どんなスピリチュアルなエネルギーがあるんだろう?」

この記事では、そんなあなたの疑問にお答えします。

北野天満宮がなぜ特別なのか、その歴史的背景から境内の具体的なパワースポットスポット、そこで得られるご利益まで分かりやすく丁寧にご紹介。

この記事を読めば北野天満宮の新たな魅力に気づき、参拝がもっと意味深いものになるはずですよ。

 

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なぜ北野天満宮はパワースポット・スピリチュアルな場所と言われるの?

北野天満宮本殿

 

「北野天満宮がパワースポット?学問の神様じゃないの?」
そう思われた方もいるかもしれませんね。

でも実は、北野天満宮は菅原道真公が祀られるずっと昔から、特別な場所として信仰されてきました。

その理由は大きく分けて3つあります。

  1. 天地の全ての神様が集まる場所だったから
  2. 平安京を守るうえで、とても重要な方角にあったから
  3. 恵みをもたらす雷の神様が祀られていたから
 これらの理由が、北野天満宮を唯一無二のスピリチュアルな、そしてパワースポットたらしめているのです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

古くから天地の神様が集まる場所だった(天神地祇について)

北野天満宮は、もともと「北野神社」と呼ばれていました。

ここに祀られていたのは菅原道真公ではなく、「天神地祇(てんじんちぎ)」と呼ばれる神様たちです。

「天神地祇」とは、天地の全ての神様のこと。

天神(あまつかみ)」は、高天原(たかまがはら)という天上の世界にいる神様。
地祇(くにつかみ)」は、地上にいる神様。

この二つを合わせて「天神地祇」と呼びます。

まるで宇宙全体、森羅万象の神様が集まっているようなイメージですね。

平安時代、朝廷ではこの天神地祇を大切にお祀りしていました。都である平安京の外にも、この天地の神様を祀る場所が造られました。

それが北野神社の始まりだったんです。

なんと菅原道真公が生まれるよりも前の時代、今から約1200年も前にこの北野の地に天地の神様がお祀りされたという記録が残っています。

北野天満宮の一番の根源は、ここにあると言えるでしょう。

 

平安京の要!鬼門封じならぬ「天門」を守る重要な場所だった

北野の場所は平安京の内裏(天皇の住まい)から見て北西の方角にあたります。

この北西という方角は、昔の考え方、特に「陰陽道(おんみょうどう)」という思想では、とても重要な意味を持っていました。

北西は「乾(いぬい)」と呼ばれ「天門(てんもん)」とも言われます。

陰陽道では「天門」は目に見えない良くないもの(怨霊や災い)が出入りする方角だと考えられていました。

鬼門(きもん)」と呼ばれる北東(艮:うしとら)が有名ですが、北西の「天門」も同じくらい、丁寧に扱うべき場所だったのです。

なぜなら、この天門をきちんと祀って守れば逆に家や都が栄え、運気が良くなると考えられたからです。

そこで平安京では北西の方角に、悪霊の侵入を防ぎ、都の平和と天皇家の繁栄を願って、お寺や神社がたくさん建てられました。

北野天満宮も「天門」を守る重要な役割を担う神社の一つとして造られたのです。

この場所自体が都を守るための強力な「結界」のような意味合いを持っていたと言えるでしょう。

 

雷神信仰と五穀豊穣

北野の地は、山に近く、雷が多い場所でした。

そのため古くから雷の神様をお祀りするのにふさわしい場所だと考えられていました。

なぜ雷の神様? と思うかもしれませんね。

昔の農耕社会では雷は恵みの雨をもたらしてくれる大切な存在でした。だから雷神様は五穀豊穣(豊作)をもたらす神様として信仰されていたのです。

「もっと雨を降らせてください」「今年も良い作物ができますように」と、人々は雷神様に祈りを捧げました。

今から1100年以上前、北野の地に雷の神様が祀られたという記録もあります。これは菅原道真公が亡くなったすぐ後のことですが、この時点では純粋に「豊作をもたらす神様」として信仰されていたようです。

境内にある「火之御子社(ひのみこしゃ)」に祀られているのが、この火雷神(ほのいかづちのかみ)です。

豊作だけでなく、火難よけや雷よけのご利益もあると言われています。今では、雷にあたりたくないゴルファーや釣り人など、アウトドアを楽しむ方々からも信仰されているそうですよ。

北野天満宮は学問の神様を祀る場所ではなく、古くから天地のパワー、都を守る力、そして自然の恵みをもたらす力が集まる特別な意味を持つ場所なのです。

 

北野天満宮で特に強いエネルギーを感じるパワースポットエリア

なぜ北野天満宮が古くから特別な場所として信仰されてきたのか、その歴史的背景が少し見えてきたでしょうか。

ここからは、境内のどこに行けば、特にそのパワースポットとしてのエネルギーや、奥深いスピリチュアルな雰囲気を感じられるのか。

おすすめのエリアを具体的にご紹介します。

ただ漫然と歩くだけでなく、それぞれの場所が持つ意味を知ることで参拝がもっと特別な体験になりますよ。

地主神社:宇宙のパワーが集まる根源の地

地主神社

本殿の裏側にひっそりとたたずむ、朱色が鮮やかなお社。それが「地主神社(じしゅじんじゃ)」です。

ここ、地主神社こそが、北野天満宮が始まった場所。

天地の全ての神様「天神地祇」を一番最初にお祀りした、まさに北野天満宮の根源(ルーツ)とも言えるお社なんです。創建はなんと平安時代の836年!

北野天満宮で一番古い最も重要な神様がいらっしゃる場所と言っても過言ではありません。

陰陽道で都を守る「天門」の方角(北西)にあるこの地は、古くから宇宙のエネルギーや天の気が集まりやすい場所だと考えられてきました。

そのエネルギーが集まる中心が、この地主神社だとされています。

災いを退け良い運気を呼び込む強いパワーがあると言われます。

菅原道真公をお参りする本殿ももちろん大切ですが、北野天満宮の始まりであり、天地の神様が鎮座する地主神社には、ぜひ足を運んでみてください。

ここでお参りすることで、北野の土地が持つ本来の深く強いエネルギーを感じられるはずです。

 

三光門

三光門

 

道を進み、楼門をくぐると現れるのが、国の重要文化財にも指定されている立派な門、「三光門(さんこうもん)」です。

この門の名前、「三光」とは、「太陽」「月」「星」のこと。

古く日本では「太陽・月・星」の動きが天皇や国の平和、国民の安全を左右すると信じられていました(これを三辰信仰といいます)。

三光門には、その名の通り太陽と月の彫刻が施されています。

でも不思議なことに星の彫刻はありません。

それは平安京が造られた当時の天皇の場所(大極殿)から北野神社の方角を見ると、この三光門の上に北極星が輝いて見えたからだと言われています。

この門自体が天の中心である北極星とつながる特別な場所だと考えられていたのです。

三光門をくぐることは天の大きなエネルギーの下を通るようなもの。

この門をじっくり眺め、そこにかつて北極星が見えたという情景を思い浮かべると天のパワーをより感じられるかもしれませんね。

太陽と月の彫刻は少し見つけにくいところにありますが、探してみるのも楽しいですよ。

 

火之御子社:雷よけ・火難よけ、そして五穀豊穣の神

火之御子社

 

三光門の手前、摂社が並ぶ中に「火之御子社(ひのみこしゃ)」という小さなお社があります。

ここに祀られているのが、火雷神(ほのいかづちのかみ)です。

前のセクションでも触れましたが、火雷神様はかつて恵みの雨をもたらし五穀豊穣を司る神様として、菅原道真公が祀られる前から大切にされてきました。

火と雷を操るパワフルな神様です。

豊作祈願だけでなく、恐ろしい雷や火事から人々を守ってくれる「雷よけ」「火難よけ」のご利益でも知られています。

現代では安全なアウトドア活動を願って、ゴルファーや釣り人などが多くお参りに来るそうですよ。

自然の力強さ、そしてそこからの恵みや脅威を司る、力強いエネルギーを感じられる場所です。

その他のパワースポットエリア

北野天満宮の境内には、他にもパワースポットと言われる場所があります。

牛の像(撫で牛)

境内のあちこちにいる牛の像は、菅原道真公の使いとされ、自分の体の悪い部分と同じ場所を撫でると良くなると信じられています。特に頭を撫でると知恵を授かるとも言われ、学業成就のパワースポットとしても人気です。

御神木:

本殿のそばなどにある大きな木には、古くから神様が宿ると言われています。静かに手を合わせ、自然の力強いエネルギーを感じてみるのも良いでしょう。
これらの場所も巡ることで、北野天満宮が持つ多様なエネルギーを感じられるはずです。

北野天満宮をパワースポットとして巡るおすすめコースと参拝方法

北野天満宮が持つ、学問だけではない奥深いスピリチュアルなエネルギー。その歴史的背景と、境内のパワースポットエリアを知ったところで、次は実際にどう巡れば良いのか気になりますよね。

せっかく訪れるなら、よりそのパワーを感じて、良い運気を受け取りたいはず。

ここでは、北野天満宮のパワースポットを効果的に巡るためのおすすめルートと、基本の参拝方法を分かりやすくご紹介します。

パワースポット巡り おすすめルート案

北野天満宮のパワースポットとしての歴史を踏まえると、神社の始まりの地であり、天地の根源のエネルギーが集まる場所である「地主神社」から巡り始めるのがおすすめです。

まずは手水舎で身を清める

参拝の基本です。手水舎で手と口を清め、心身をリフレッシュさせます。

地主神社へ(根源のパワーを感じる)

本殿エリアに入ってすぐ向かわず、まずは本殿裏手の最も古いお社、地主神社を目指します。天地の神様に、北野の地を訪れることができた感謝をお伝えしましょう。

火之御子社へ(自然の力強いエネルギーとご利益を願う)

地主神社から三光門方面に戻る途中にあります。雷よけや五穀豊穣など、自然の恵みや安全に関する願い事を心の中で唱えながらお参りします。

三光門をくぐる(天のエネルギーを感じながら)

三光門は天の中心、北極星と繋がるとされる門です。門をくぐる際に、天からの良いエネルギーをいただくような気持ちで通りましょう。門の彫刻に注目するのも忘れずに。

本殿へ(菅原道真公にご挨拶)

北野天満宮の主祭神、菅原道真公にご挨拶します。学業成就だけでなく、これまで巡ってきたパワースポットで感じたこと、感謝の気持ちなどを伝えても良いでしょう。

その他のパワースポットへ(牛の像など)

時間があれば、境内の牛の像を撫でてご利益をいただいたり、御神木の前で静かにパワーを感じたりするのも良いでしょう。

このルートはあくまで一例ですが、「始まりの場所」から順に巡ることで、北野天満宮の歴史やエネルギーの流れを感じやすいかと思います。

もちろん、ご自身の気になる場所から自由に巡っていただいても大丈夫。大切なのは、それぞれの場所が持つ意味を知って心を込めて向き合うことです。

パワースポット巡りで心掛けたいこと

静かな心で

騒がず心静かに境内の雰囲気や自然の音に耳を傾けてみましょう。

感謝の気持ち

願い事だけでなく、「訪れることができた」という感謝の気持ちを神様に伝えることも大切です。

五感を使う

目で景色を楽しみ、耳で音を聞き、肌で空気を感じ、その場のエネルギーを全身で感じてみましょう。

焦らない

時間に追われず、ゆっくりと境内のエネルギーを感じながら巡ることで、より深い体験が得られます。

北野天満宮の境内は広く、見どころもたくさんあります。この記事で紹介したパワースポット以外にも、あなたの心に響く場所があるかもしれません。

自分自身の感覚も大切にしながら、北野天満宮のパワースポット巡りを楽しんでくださいね。

北野天満宮の基本情報

最後に北野天満宮を訪れる際に役立つ基本的な情報です。

ご祭神: 菅原道真公(学問の神様、正直と至誠の神様)
住所: 京都市上京区馬喰町 北野天満宮

参拝時間:

4月~9月:朝 5時 ~ 夕方 6時
10月~3月:朝 5時30分 ~ 夕方 5時30分

※行事やライトアップなどで変更になる場合があります。公式サイトをご確認ください。

公式サイト:北野天満宮

 

アクセス

京都市バス: 「北野天神前」バス停下車すぐ
京福電車(嵐電): 白梅町駅より徒歩約5分
駐車場: 有り(ただし、混雑時は公共交通機関の利用をおすすめします)
訪問前に公式サイトで最新の情報(参拝時間、イベント、混雑状況など)を確認しておくと安心です。

 

まとめ:北野天満宮で天地のエネルギーを感じよう

学問の神様として知られる北野天満宮は、実は強力なパワースポット。古くから天地の神が集まり、陰陽道で重要な都の北西を守る、スピリチュアルな場所でした。雷神信仰もその歴史を彩ります。

特に、北野の根源である地主神社、天と繋がる三光門、火雷神を祀る火之御子社は、強いエネルギーを感じられるパワースポット。この記事で紹介した巡り方や参拝方法を実践すれば、さらに深くそのパワーを感じられるでしょう。

学業成就はもちろん、様々な願い事や日々の感謝を伝えに、ぜひ北野天満宮を訪れてみてください。京都の歴史と、この地が持つ根源的なエネルギーに触れる、きっと心に残る体験になりますよ。

 

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